2013年01月30日

産政研例会(2013年1月26日)の実況記録がアップされました

皆さま

今回はうっかり、告知を忘れたのですが、1月26−27日に産政研の例会がありました。事後報告になって申し訳ありません。

26日のパートは、協議の概要と、電通総研・北原利行さん、独立行政法人防災科学技術研究所・三浦伸也さんの講演の様子を、明神研究員がtweetし、@gappaiyasuさんがまとめて下さいました。

http://togetter.com/li/445542

@gappaiyasuには毎回、「まとめ」でお世話になっています。ありがとうございました。

(MOT)


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2013年01月19日

18年

1月17日、阪神大震災の発生から18年を迎えました。あらためて亡くなられた方々におくやみを、被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。

あの日、私は入社1年目の駆け出しの記者でした。デスクの指示で、当時大阪に住んでいた友人に、つながりにくい電話を何度もかけました。友人への久しぶりの、それも安否を気遣うような連絡が、仕事絡みのものとなってしまった後ろめたさを感じたことを覚えています。

あの時、私たちの地方紙を含め、日本中の新聞やメディアが毎日、膨大な量の報道を行いました。新聞は大量の紙面を割いて特集記事を掲載し続け、被災状況や救助の前線のもようや支援策について、多くの情報を流し続けました。

その2カ月後には、地下鉄サリン事件が起こります。大変な年でした。特集紙面態勢は、半年ほども続いたでしょうか。毎日、巨大な見出しや写真が踊っていた紙面は、徐々に日常へと戻っていきました。もちろん、震災関連記事は掲載され続けましたが、 被災地が復興に向かい、落ち着きを取り戻すに連れて、 そのボリュームは日に日に減って行きます。

そして震災から1年、2年、数年。被災地の外では、すべては日常にかえりました。人々は震災のことを忘れていきます。 紙面にも「被災者支援」よりも「復興」の文字が多くなり、あるいは、記事が載ることも少なくなっていきました。

でも、例えば「孤独死」が大きな問題となった仮設住宅がすべてなくなったのは、震災から5年も経った2000年のことでした。実際には避難生活を続けている人がいるのに、被災地外の新聞紙面では、その実感をちゃんと伝えていたでしょうか。

大量の報道は、時が過ぎれば忘れられていきます。被災地から離れた場所では、あるいは仕方ないことかもしれません。それまでの新聞報道によって多くの情報を読者に提供できたのは事実でしょうが、一時的に目もくらむような量の報道をして、時期が過ぎれば、それがあったことすら忘れるような扱いになってしまう。そんな紙面の移り変わりに、駆け出しの記者だったこともあり、違和感を感じたのも事実です。

震災報道にはたくさんの問題点もありました。被災者への心ない取材やメディアスクラム。初期の混乱時の事実誤認。日々の事実確認に追われ、顧みられることが少なかった追跡報道や、記事の検証。大枠の話に集中し、被災者の小さな声をすくい上げる努力の不足・・・。私たち新聞を作る側は、それを折りにふれ見つめ直し、反省材料としてきたはずでした。

それは、「はず」にすぎなかったのか。

そう思ったのは、言うまでもなく、2011年3月11日以降からでした。阪神を上回る規模の未曾有の災害、東日本大震災。その直後から新聞が始めた膨大な量の報道は、16年前とほとんど重なるようなものでした。圧倒的な被害を伝える紙面には巨大な見出しや写真が踊り、目もくらむような量の記事が毎日、掲載されました。

そして、東日本大震災からもうすぐ2年のいま。当時の報道がうそのように、震災関連の記事の量は少なくなっています。被災地では今も困難に直面し、進まぬ復興に怒り、その声を十分に上げられない人がいます。 一方で被災地から遠い地では、日常に紛れてすでに、あの日のことを忘れそうになっています。

あの時と、そっくりそのまま同じ光景が、新聞紙面で繰り広げられているようです。私たちは、「阪神」から「東日本」への16年間に、何をなし、そしてなさなかったのでしょうか。

時とともに少なくなる記事と、薄れていく読者の関心は比例します。どちらが先かはわかりませんが、ただ、絶え間ない報道によって、その関心をつなぎとめることはできるはずです。

大きな事件や災害が起こるたび、新聞人は自問するはずです。「新聞に何ができるのか」。その答えはわかりませんが、「新聞が何をしてきたか」「何をしてこなかったか」は、しっかりと、この18年間に答えがあります。

 (明神)


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2013年01月13日

年越しそばと新聞広告



「新聞広告を見て、お客さんが来てくれたよ」というクライアントからの言葉は新聞広
告の営業マンにとって何よりうれしい。しかし「広告を出したのに反応がないよ」と言わ
れることもある。
 
年末に年越しそばの企画特集をやり、多くのお蕎麦屋さんに新聞広告を出してもら
った。その中で「忙しい時に広告を出してもお客さんの対応ができず、逆効果になるか
ら、年末は広告掲載を検討したい」という声があった。12月27日に広告が掲載になり、
その時点でさらに注文があっても対応できないという。もともと人気のあるお店だったた
め、年越しそばの注文は25日にピークになり、その後に広告を出す必要がないのである。
売れすぎている商品はPRする必要がない。売ろうしている商品をPRして効果を出すのが
広告であるとあらためて感じた。結局、店主との話で、広告を出す時期を早めれば、注文
数が増えても対応ができ、広告が逆効果にならないのではないかという今年の年末への道
筋が見えてきた。

今年は昨年以上に、クライアントに喜ばれるような新聞広告を企画できるように頭と足
を使いたい。
 (ますだ)


posted by 明神 at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月11日

ひろいよみ(12月16日〜31日)

▼日経 電子版有料会員が25万人超える(文化通信 12月24日付) 
 日本経済新聞社は12月20日、電子版有料会員数が25万人を超えたと発表。iPadアプリの提供や全国の地域経済面の閲覧を可能にするなどの新サービスが奏功し、4月からの8か月で5万人増となった。有料会員の属性は役職者が4割を占め、また、30代以下の若い層が4割に迫っている。

▼ハフィントン・ポストが日本上陸へ 朝日新聞社と合弁会社設立(東京情報 12月24日付) 
 世界有数のニュースブログサイト「ザ・ハフィントン・ポスト」の日本語版の立ち上げ計画について、12月14日、米国の同社メディアグループと朝日新聞社は、基本合意したことを発表した。朝日は「今までにないオピニオンフォーラムをつくる」とし、来春のサービス開始を目指す。

▼J−MONITOR 13年度から道新と西日本が参加(文化通信 12月24日付) 
 新聞広告の共通調査「J−MONITOR」に、13年度から北海道新聞社と西日本新聞社が参加することが明らかになった。同調査参加社は計10紙となる。

▼日経が旅行事業拡大へ(新聞情報 12月26日付) 
 日本経済新聞社は12月25日、2013年1月1日付で旅行事業について阪急交通社と協力することに合意した。新会社名は「日経カルチャー」。旅行事業や美術品販売を手がける現日経カルチャーから、旅行事業を新会社(日経カルチャー)に譲渡し、それ以外の部門は日経ビルサービス(「日経プラザ&サービス」に社名を変更)に移管する。
posted by ai at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | メンバー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月05日

アベノミクスの行方

あけましておめでとうございます

ふだん経済部記者として金融関連の取材をしていますが、株式市場は久々の高揚感のなかで新年を迎えました。安倍首相の経済政策、いわゆる「アベノミクス」への期待です。

日銀にもっと金融緩和させて円安に誘導し、自動車や電機メーカーなど輸出産業にてこ入れする一方、公共事業などの財政出動で内需を支え、最終的に雇用と賃金を上向かせる、というのが「アベノミクス」流の景気回復シナリオといえます。

景気が上向くことはもちろん大歓迎なのですが、「そんなうまい話ありますかいな」と、つい斜に構えてしまうのは新聞記者の性でしょうか。

でも、この「アベノミクス」、考えれば考えるほどいくつもの「?」が浮かんできます

円安になったら日本製品が海外で飛ぶように売れるのですか?
円安でもうかったら企業は採用を増やしますか? 賃金を上げますか?
給料が上がらないなか、円安で食料品、ガソリン代、電気代だけ値上がりしませんか?
給料が上がらないなかで金利が上がり、住宅ローンの返済が苦しくなりませんか?

等々…

さらに来年4月には8%への消費増税第一弾が控えています。増税に踏み切れば、一段の消費の冷え込みは避けられないでしょう。さりとて増税を見送れば、日本国債は格下げされて金利が上がり、これはこれで企業経営と庶民の暮らしを直撃します。まさに前門の虎、後門の狼。安倍政権の経済政策の真価が問われる局面がやってきます。

ともあれ、国民が選んだ政権の経済政策なのですから、まずはお手並み拝見です。しっかりとその結果を見届け、客観的な政策評価を読者に伝えていくのが経済記者のはしくれの使命だと思っています。

2013年が皆様にとってよりよき1年になることを祈念しつつ…。

(てつ)


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