2008年08月18日

クライマーズ・ハイ



「命を追った、あの夏。」
というキャッチコピーで上映されている、映画の原作。
yahooの映画レビューでも
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id330008/
3.7の評価は、まずまずと言えよう。

著者は、横山秀夫氏。
元上毛新聞社の記者であった氏が、日本航空123便墜落事故をテーマに、名作を書き上げた。

映画は見ていないが、小説は良かった。
主役は記者。
圧力をかけられても、自分の正義に従って紙面を作ろうとする。
怒鳴り込んできた上司や広告・販売などと戦い、上からは白い目で、後進たちには尊敬の眼差しで見られていく。
まさにワタシが思うとこの「カッコイイジャーナリスト」の雛形だ。

新聞社を一企業として経営するのは理解できる。
一方で、ジャーナリズムとは何か、という点は常に問い続けないとならない。
そして多くの研究者が言うように、答えは出ている。理想は出ている。
しかし、「俺の一票を投じても日本変わらないし」と言って選挙にも訪れない若者と、「俺が動いても会社が変わらない」と言っている社員の間に、どんな差があるのだろうか。

正直、日本の新聞社にはこんな熱い人材はいない。
が、出てきてほしいし、出てこないと困る。

この本を読んで、命の報道方法について、
そしてジャーナリストについて考えてもらえるだけでも、価値があると思う。
できればジャーナリストを目指す学生たち・生徒たちにも読んで欲しい。決して無駄にはならない。

amazonもいいですが、古本なら1500円以上で送料無料のこちらもお勧め。
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ブックオフオンライン
posted by なべ at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ブックレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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