「かず」こと河合一成と申します。
1年目は「法律」と「モバイル」を担当しました。法律チームでは、情報通信法構想をメーンにやりました。
産業政策研究会のメンバーでは唯一の関西人。メンバーには「関西人の割に、話に落ちがない」と指摘されたこともありますが、突っ込み役かボケ役の相方がいてくれないと関西ノリを出せないもんですね。つまり、ピン芸人にはなれないキャラでございます。
所属単組は神戸新聞・デイリースポーツ労組。入社17年目、職場は神戸新聞の編集内外勤を経てメディア局です。
神戸新聞社はご存じのように、阪神・淡路大震災で被災し、本社ビル全壊という事態に陥りました(京都新聞さんのおかげで新聞発行は継続できましたが)。
当時、マスコミは取材ヘリの音がうるさくて救助に支障が出たとか、いろいろと非難されることがありましたが、一方で避難所に届けられる新聞はむさぼるように読まれ、感謝されることもありました。
「新聞が頼りにされている」と感じることができたんですね。そして「情報はライフラインの一つである。新聞はその一翼を担わなければならない」という強い思いが、全社的に生まれました。
その後10年余り。
新聞は、必要な情報を届けるライフラインであり続けているのか。
自信が揺らぐこの頃ですが、新聞が、というよりも新聞社の存在価値はそこしかないと思います。
メディアの環境が激変するなかで、そのためにどうすべきなのかを考えていきたいと思います。