2008年09月05日

新聞社と情報・1

新聞社の将来について、情報という視点から考えてみる。

「取ってきた情報を頭から尻尾まで使え」という号令のもと、
記事・情報の利用率の最大化を目指した日経。
ついに、デジタル部門の利益が本体を超えた園城寺モデル。

逆に、その他ほとんどの新聞社は取材や記事を
公開しきれていない。

たとえばasahi.comで公開されている
「数字で見る朝日新聞」によると
一日の記事出稿量が
●1日分の全社合計の平均概算(2007年4月調べ)
約1,496,000字

対して新聞1部の文字の量
約179,000字

版帯や地方版などを考えても、
全体の記事のうち、半分も使ってないだろう。
取材や記事を書くにも人件費、つまりコストがかかっているのだから、使わないということは

採ってきた野菜を半分以上捨てている

ということになる。

いかに情報を集め、
いかにそれを活用するか。
ここに、日本の新聞社の次の一手がありそうな気がする。

気になっているのは、動画。
簡単に文字より大きな情報を取得できる技術が、この国にはある。

不思議でしょうがないのは、なぜ記者に動画デジカメを持たせないのかということ。
インタビューでも、取材でも、生の肉声、そして場の雰囲気、表情の機微など、伝えて欲しい内容はいくらでもある。
先日も、朝日新聞に掲載されていた
「ビル・ゲイツ単独インタビュー」
動画として、これほど見たかったものはない。

取材に行っても数枚の写真と記事しかもって帰らないのではなく、
採れるものは全て採ってくればよいのではないか。
googleのストリートビューとまでは言わないが、
日々足でめぐる記者たちに、動画カメラを預けるのは
費用対効果を考えても大きな成果を産むと思う。

そう、ビデオテープや、ネガのおき場所に困る時代はとうに過ぎているのだから。
ラベル:メディア 新聞
posted by なべ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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