2008年09月10日

新聞社と情報・2

ちょっと間が空いたが、取材に動画カメラを持って行ったらどうか、という話題の第二回目。

今回は技術的な視点から、その実用性を考えてみる。

1200dpiFMスクリーン全面カラー化と、新聞社の印刷技術にかける情熱(とお金)は半端じゃない。

そんな中、動画から切り出した静止画が紙面に使えるのか?
という計算をしてみたい。

まず、紙面上で美しい画像を再現するために、必要な解像度を計算してみる。
たとえば、日刊スポーツ広告社では、カラー100線。
前述の読売新聞では、106線という高精細紙面を使用しているらしい。

ということは、dpiとしては、線数の二倍くらいが適正だから、
200dpiあれば使用に耐えることになる。
(dpiはDotPerInchの略。1インチ = 2.54 センチメートルの中に、画像の点がいくつあるか)

一方の動画素材を撮るデバイスとしては、
動画といえば、のSANYOさんの最新型xactiが、光学10倍ズームつきで、
フルHD(1920*1080)の動画が取れる。

春の紙面改革の結果、
12段紙面は1段が4センチ程度
1行が0.5センチ程度だから、(あくまで目測です)

フルHD動画だと、
5.4インチ×9.6インチの動画。
5.4インチ = 約13.7センチ
9.6インチ = 約24.4センチ
縦なら6段27行
横なら3.5段48行
という画像が取れる。

このサイズは、紙面でも滅多にお目にかからないサイズだから、トリミングも十分。
380mmズームでの写真が簡単に取れるわけだ。
(本格的な大型のムービー機材は、費用対効果とサイズの問題で不要だろう)

本格的なスポーツにおける取材ではプロカメラマンの独壇場なのだろうが、通常の取材にこういった手法を取り入れることで、読者にとって有益な情報が伝えられるのでは、と思うのだが。
posted by なべ at 00:50| Comment(1) | TrackBack(0) | メンバー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちの社はもうやってたりします。
(試行錯誤中ですが)
「ザクティ」なんかも使ってます。
Posted by MOT at 2008年09月12日 00:49
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