2008年09月08日

「なべ」の二期目研究テーマ

承認が下りましたので。

なべの今期のテーマは
「新聞社の経営」
と題し、今期は新聞社と経営論について研究を進めていきます。

本来ジャーナリズムの目的は「知る権利の代行」「権力の監視」であり、
営利主義、金銭によって報道が左右される事態は避けるべきです。

一方で、新聞社も一企業であり、経営という面では営利目的、スポンサーや
読者への迎合、効率化が優先されるのは言うまでもありません。

この相反する二つの方針ですが、日本の新聞社は長く
編集部門から社長を出しており、経営と編集部門の境界線が明確ではありません。
また、この弊害として経営の経験、つまりMBA保持者や企業経営の専門家ではなく、
政治家や警察などの良い点・悪い点を追求する記者職を専門としている
部門の出身者であるため、新聞社として
「ジャーナリズムを目指しながらも営利目的」
というどっちつかずな方針が貫かれてきました。

これは世界でもほとんど例を見ない形態だったのですが、
昨今のように業界全体が停滞している現状において、
新聞社がどのように改革していくのか、という明確なビジョンが示せる経営者は、
業界にはほとんどいません。

ジャーナリズムの権威であるNYTなどでは、役員は
経営スタッフと編集部門が半々になっており、
「ジャーナリズムの追求」と「企業利益の追求」
が議論されています。

また、社員も「経営スタッフ」という職種での採用があり、
記者のトップは編集長といった形を取り、編集と経営のバランスを取っています。

もちろん、経営には正解がありません。
しかし、日本型の新聞社経営はこのままで良いのか?
という疑問は、多くの社員が持っていることでしょう。

世界と日本の経営比較を始め、おかれている環境、改革提案など、
可能な限りデータを示しながら、分析を進めていきます。
タグ:経営 新聞
posted by なべ at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/106180533
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック