2008年10月13日

記者になりたい!

「こどもにも分かるニュースを伝えたい」改題。

NHK記者からキャスターに転身した、著者の半世紀。
記者がどういった仕事をしているのか、どのような心境なのか。
記者として入社して後の地方回りから始まり、サツ回り、夜回り。
その時々を日記形式で振り返っている。

業界の人間が読むには、正直浅い。

とはいえ「記者」という、あまりに知られていない職業が
「いったい何をしているのか?」
という回答にはなると思う。基本的な仕事は変わってないと言えるし。

一方で、日記に留まりすぎている、という気もする。
「こういった仕事をしてます」というのが伝わるが、
給料の話などはほとんど無いし、取材の足や道具などといった現場の環境、処遇などには触れていない。

帯には「報道を目指す人必読」と書いてあるが、
小学生向けならともかく、結局著者が記者という職を通じて
・どのような対価を得たのか
・どのように成長したのか
についてあまりに記述が少ないのが残念。

「クライマーズ・ハイ」みたいに「カッコいい記者」である必要は無いけれど、
これを読んで記者になりたいか、と言われると微妙。

とはいえ記者の仕事、その実態はほとんど知られていないので、「単なる日記」であるこの本も、判断材料の一つとしては役に立つのかもしれない。
タグ:新聞 資料
posted by なべ at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ブックレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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