2010年10月02日

ひろいよみ(9月1日〜30日)

▽朝日が学割キャペーン 41都道府県に対象拡大(新聞情報 9月1日付)
 朝日新聞社は経済的負担が大きい学生を支援するため、9月1日から「秋の学割キャンペーン」を開始した。10年春に続く実験で、今回は実施地域をほぼ全国に広げた。購読料は春と同じセット2,500円、統合版2,000円。キャンペーンは11月30日に終了する。
 朝日新聞社は09年春に弘前大、同年秋から金沢大で学割の実験を開始した。10年春には対象地域、大学を広げ、首都圏19大学、東北地方、茨城県の4大学、大阪本社の統合版地区23大学、計46大学で実施した。これらを踏まえ、大学生の就活シーズンが始まる10年秋にも実施対象、宣伝方法などを変えて引き続き実験し、効果を測定することにした。公正取引員会からは、新聞業の特殊指定告示にある「正当かつ合理的な理由」が認められるとの見解を得た。
 今回の実施地域は静岡、山梨、長野、新潟、富山、沖縄県を除く全都道府県。実施地域に居住している一人暮らし(寮を含む)の学生であれば、在籍している学校に関係なく学割で購読できる。大学生のほか、大学院生、予備校生なども対象になる。

▽日経電子版、有料・無料会員が8月末で50万人超える(ジャーナリスト通信 9月2日付)
 日本経済新聞社は8月30日、今年3月23日に創刊した「日本経済新聞電子版(Web刊)」の登録会員が有料・無料読者合わせて50万人を超えたと発表した。同社では、最新ニュースや独自の解説・分析記事、コラム、写真や動画などのコンテンツに加え、自動記事収集や保存など電子版独自の機能・サービスが多く支持され、自宅や会社などに届く紙の日経本紙と併せてパソコンや携帯電話などで情報を得る読者が増えているとしている。

▽全国103紙が一斉広告 新聞広告の力をアピール(新聞通信 9月2日付)
 新聞協会に加盟する新聞全社の103紙は8月27日、紙の価値を再発見してもらうための広告「紙があって、よかった」(5段広告2バージョン)を北海道から沖縄県まで一斉掲載した。この広告は、同協会の「日本を元気にする」特別企画の一環で、新聞の媒体力と新聞広告のパワーを世の中にアピールするのがねらい。内容は、手塚治虫の書いた漫画と野口英世の母が送った手紙の2つを紹介するするもので、紙と新聞がともに持つ普遍的価値を感じてもらうことをテーマとした。

▽茨城新聞の印刷を開始 読売新聞茨城西工場(新聞之新聞 9月6日付)
 読売新聞東京本社と茨城新聞社は読売新聞茨城西工場(茨城県茨木市)で茨城新聞の朝刊を印刷すすることに合意し、9月1日から同工場で印刷を始めた。近年、新聞各社は、コスト削減を図り、経営効率を上げるため、地方紙による全国紙の受託印刷が増えており、朝日新聞社と中日新聞社が来年春には相互委託印刷を始めることや、全国紙同士、地方紙同士の提携もあるが、全国紙が地方紙の受託印刷をするのは珍しいケースとなる。

▽毎日新聞 毎日ビルディングを吸収 本社が不動産所有(ジャーナリスト新聞 9月13日付)
 毎日新聞社は10月1日、同社の100%子会社である株式会社毎日ビルディングを吸収合併する。毎日新聞グループで重複していた不動産事業の効率化を図るとともに、利益の最大化を目指すのが目的。これによりジャーナリズムの担い手である毎日新聞社の財務基盤は一層強化されることになる。同社が9月6日に開いた臨時株主総会で承認された。

▽日経2010年6月中間決算 5期連続減収も各利益は黒字に(新聞情報 9月18日付)
 日本経済新聞社の2010年6月連結中間決算は、売上高が前年より4.9%減少し、1,509億2,900万円。新聞広告収入の減収が響き、中間期では5期連続の減収となった。ただ、固定費を中心に経費の見直しを図り、営業利益を含む各利益は、すべて黒字に転じた。前年同期8億5,000万円の赤字だった営業損益は、51億2,900万円の黒字に回復。経常利益も51億5,700万円(前期8億5,300万円の赤字)となった。最終損益も55億800万円の赤字から一転、26億400万円の黒字となった。

▽千葉・埼玉で共同輸送 毎日と産経、都内でも検討(新聞通信 9月20日付)
毎日新聞社と産経新聞社は9月15日、千葉西北部・埼玉東部方面での共同輸送について合意し、本契約を交わした。共同輸送は同23日から実施する。
 共同輸送の対象工場は、産経新聞社が江東センターと千鳥センターで、毎日新聞社は東日・越中島工場。千葉・埼玉方面は、毎日、産経の両社の新聞を取り扱っている販売店が多く、共同輸送の構築に適した地域だった。
 具体的な配送ルートは、現行の販売店店着時間の厳守を原則に、両社の販売局ならびに販売店の協力で構築し、実現にこぎつけた。
 両社は08年12月から協議。両社とも今回をモデルケースとし、将来的には東京都内地域でも共同輸送が可能なコースを検討し、随時実施していきたいと考えている。
posted by こせき at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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