2010年12月31日

ひろいよみ(12月1日〜31日)

▽有料会員10万人超す 日経「電子版」Wプラン3分の2(新聞通信 12月16日付)
 日本経済新聞社が3月に創刊したインターネット媒体「日本経済新聞電子版」(Web刊)の有料会員が12月10日、10万人を超えた。最新ニュースや独自コラムなどの記事の拡充に努めたほか、米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」で電子版を手軽に閲覧できる専用アプリケーションを提供するなどのサービスを強化したことが読者拡大につながったとしている。同日からはシャープの電子書籍端末「GARAPAGOS(ガラパゴス)」への記事配信も始めた。有料会員に無料登録会員を加えた登録会員数は計60万人を超えた。有料会員の構成は、宅配の「日本経済新聞」と電子版を併読する「Wプラン」の読者が約3分の2を占め、紙と電子版を使い分ける新聞の新しい読み方が広がりつつあると分析している。

▽北日本新聞の「webun」、会員向けに新サービス(ジャーナリスト通信 12月16日付)
 北日本新聞社は、来年1月に創刊1周年を迎えるウェブ新聞・webun(ウェブン)の新たなサービスとして27日から「富山大百科事典」の電子版を開始する。同辞典は、北日本新聞社が創刊110周年の記念事業として1994年に出版。書籍版は上下2巻で、約1万頁の「ふるさとのデータ」が収録されている。今回の電子版は、平成の大合併後の市町村名を最新データとして入れ替え、webun会員向けに無料で提供する。会員は、富山県に関するさまざまなデータが自由に検索・閲覧できるようになる。
 
▽加盟102紙に“ゲゲゲの”広告 アタマに新聞 カラダによい食(新聞情報 12月18日付)
 日本新聞協会の加盟新聞全社の102紙は15日、同協会の特別企画として、毎日摂取し、カラダづくりや判断基準の確立にはかかせない「食」と「情報」の価値を訴求する広告「アタマに新聞 カラダによい食」を北海道から沖縄まで一斉掲載した。JAグループと新聞協会のコラボレーションとなった今回の広告は、今年の文化功労者に選ばれた漫画家水木しげる氏に「ゲゲゲの鬼太郎」のオリジナルの作画を依頼。「ゆっくりたべて たっぷり読む」と、新聞を読みながら朝食をとる「楽しい食」の風景画描かれている。

▽社費算定方式を変更 共同「固定費部分を新設」(新聞情報 12月18日付)
 共同通信社は16日に開いた理事会で、加盟社が負担する「社費」の算定方式を変更し、来年4月から切り替えることを決めた。これまでは発行部数と新聞定価を基に社費を決めていたが、新たに固定費部分を設定。部数などに連動する変動部分との2段階方式とした。固定部分の導入により、部数減少局面での社費の減り具合を抑え、増加局面では社費の増え具合を抑えることになる。同時に計算する際の構成要素を減らし簡素化した。共同はこれまで社費に関する作業部会を理事会に設置、2010年に答申をまとめた。

▽高齢者の相談で上位 「判断不十分者契約」最多に(ジャーナリスト新聞 12月20日付)
 高齢者から寄せられた消費生活相談の概要がこのほど発表された。東京都や市区町村の消費生活窓口が、平成17年4月から22年3月までに受け付けた60歳代から80歳代に関する相談データをまとめたもの。この中で「新聞」は高齢者が相談(解約や家庭訪問)した商品・役務別上位10位の中で、平成20年度と21年度で上位10位に入った。また、「判断不十分者契約」では1位という結果だった。

▽朝日が毎日に提供 電子書籍販売で活用(新聞情報 12月25日付)
 朝日新聞社は、同社のコンテンツ販売サイト「Astand(エースタンド)」で採用している課金システム「Jpass(ジェーパス)」を21日から毎日新聞社のウェブ新書販売サイトに提供を始めた。朝日新聞社が外部にJpassを提供するのは今回が初めて。同社は今後、広くプラットフォームを提供していくという。毎日の新サイトは「毎日jp-WEB新書」。毎日新聞やサンデー毎日、週刊ダイヤモンドの記事をまとめた電子書籍コンテンツを販売する。また、朝日新聞社や朝日新聞出版など「Astand」で販売しているコンテンツも購読できる。パソコンのほか、iPhone、iPad、アンドロイドOSを採用するスマートフォンでも利用できる。Jpassに会員登録すると、一つのアカウントで朝日、毎日両社のサイトで決済が可能だ。

▽朝日・凸版・ニッカンで運営会社設立 海老江工場来年6月着工、12年秋稼働(新聞情報 12月25日付)
 朝日新聞社と凸版印刷(金子眞吾社長)が、凸版印刷の所有する大阪市福島区海老江の敷地に建設する予定の新聞印刷工場(仮称・海老江工場)の概要が固まった。来年6月8日に起工式を行い着工。2012年夏に完成して、同年9月から稼働する予定だ。21日、朝日新聞大阪本社で説明会を開いた。工場運営にあたって、凸版印刷と朝日新聞社と日刊スポーツ新聞社西日本(松本督社長)の3社が出資して新社を設立する。

▽双方の強み生かす イザ!とグルーポンが提携(新聞通信 12月27日付)
 産経デジタルはグル―ポン・ジャパン(東京都渋谷区)と提携し、12月21日、飲食店などを大幅割引価格で利用できるクーポンを紹介する特設サイト『イザ!クーポン Powered by GROUPON』を開設した。産経デジタルが運営する集客力のあるニュースサイト「イザ!」と。販売期間や枚数を提示してクーポンの購入を呼びかける割引クーポン共同購入サービス国内最大手のグル―ポン・ジャパンが、それぞれの強みを生かしたサービスを展開していく。新聞社系ニュースサイトがグル―ポン・ジャパンと提携するのは「イザ!」が初めて。

▽iPhonw向けに「AJW」を配信 朝日新聞社(新聞通信 12月27日付)
 朝日新聞社は16日から、米アップル社の多機能携帯電話iPhone向けに、英字新聞電子版「AJW(Asahi Japan Watch)」の有料配信を始めた。AJWは11月から多機能端末iPadにも配信されており、iPhoneが加わったことで、さらに多くの読者に届けることができるようになった。同社は英文ニュースのグローバルな発信を強化しており、電子書籍端末向けサービスでは今年2月に米ネット通販最大手アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末キンドル、11月にはソニーのリーダーへのサービスを開始。このほか、iPad向けアプリケーションとしては9月に、同社が発行する英和週刊新聞「朝日ウィークリー」を再編集したAWA(Asahi Weekly Select)」もリリースしている。AJWに必要な専用アプリはアップル社のアップストアからダウンロードできる。月曜から土曜に更新され、購読料は7.99ドル(日本円では900円)。当面はキャンペーン期間中として同0.99ドル(同115円)で購読できる。
posted by こせき at 04:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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