2012年01月26日

第4回例会・川名氏、佐藤氏が講演(1月21−22日)

2012年1月21-22日の例会の模様をお知らせします。

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 新聞労連産業政策研究会は1月21、22の両日、労連本部で第4回例会を開いた。博報堂の川名周エンゲージメントプランニング局長と河北新報の佐藤和文メディア局長が講演したほか、今夏に作成予定の中間報告書の概要などについて検討した。

 日本新聞協会の「『私の提言』明日の新聞広告・新聞ビジネス」コンクール選考委員を務める川名氏は「知には『自分ごと』『仲間ごと』『世間ごと』と三つのフィールドがある」「広告は、自己表現型の『to C(企業から生活者へ)から、関係構築型の『with C』(企業が生活者とともに)の発想が主流となった」と指摘し、広告費がかつての8割まで減少した現状を背景に「特に新聞は厳しい。今後は業界変革が必要」と語った。

 さらに、自らが審査員を務める世界最高峰の広告祭・カンヌフェスティバルの受賞作品について、金賞を受けた岩手日報社の個人号外発行システム「IWATTE」(イワッテ)などを紹介しながら「新聞は『社会ごと』(世論)を作り、(さまざまな課題を)社会に問うことができるメディア」と存在意義を強調した。

 佐藤氏は「3・11(東日本大震災)での若い記者の頑張りを見て、新聞社のメーンのエンジンは、ネット系からみれば動いていなかっただけと感じた。これが動けば、新しいメディアとして生まれ変わる可能性がある。エンジンフル稼働の条件は伝統的マスメディアへの批判、新聞批判にすべて答えることだ」「震災以降、ソーシャルメディアの重要性が増している。地域に根ざしたハイパーローカルジャーナリズムが必要だ」などと述べた。

 協議では、労連加盟単組に実施する産研アンケートの内容を精査した。また、中間報告書で「消費税増税」「震災とメディア」「地域貢献」「SNSとハイパーローカル」「M&A」などのテーマを中心に扱う方向性を確認した。次の例会は3月17日に開催予定。

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2012年01月04日

本年もよろしくお願いします

 皆さま、2012年が明けました。どんな新年をお迎えでしょうか。

 大晦日に出番・夜勤だった方、元日から奔走しておられる方、今年最初の新聞を配っ
た方…皆さま、お疲れさまです。

 ※

 産業政策研究会は2011年9月、第2期の活動に入りました。日本の大きな曲がり角とな
った「3.11」からおよそ半年後のことでした。以来、例会で研究員同士の発表や議論を
重ね、12月10日には3度目の例会を開いて、今期初の外部講師による講演と質疑を行い
ました。

 お話をうかがったのは、ネット上で雑誌・新聞記事の配信サービスを手掛ける「ビュ
ーン」取締役会長の田部康喜氏。朝日新聞社で長く経済取材に携わり、2002年にソフト
バンクへ移って、2010年から現職に就いておられます。「ビューン」のビジネスモデル
やネット・メディアビジネスの動向、さらにはジャーナリズムや日本全体の将来像まで
、話題は多岐にわたりました。田部氏は福島県会津若松市に生まれ、学生時代までを仙
台市で過ごされたとあって、東日本大震災とメディアの関わりをめぐる議論にも熱がこ
もりました。

 「東日本大震災は日本のジャーナリスト、ジャーナリズムにとって大変な経験だった
。紙は死守しながら、新しい新聞をみる『窓』の増加に向けた経営にも、手を取り合っ
てトライしていくべきだ」「震災後、実は日本経済は需要過多に大きく転換している」
「紙の新聞が有料化、電子化する上で、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービ
ス)との組み合わせがキーになることが分かった。それが2011年」…。詳しい報告は新
聞労連機関紙の記事、今夏刊行予定の中間報告書などに譲りましょう。お急ぎの方は、
労連本部までお問い合わせ下さい。

 ※

 タブレットのブレークとスマートフォンの普及拡大、消費税引き上げ、何より「震災
以降」の日本の動向など、気になる話題は多々あります。次回の例会は1月21日。広告
業界とSNSが話題の中心になる予定です。今後も随時、当ブログでの情報発信に努めま
すので、よろしくお願い申し上げます。(MOT)



posted by 猫手企画 at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

パワポファイル作成中

皆さま

先の報告から間が開いてしまいました。
仙台全国集会でのワークショップでまとめた内容を、
パワーポイント化する作業を始めました。

とりあえず、1班ができてますが、要微調整。

おっつけ、他の班のものもできると思います。
お楽しみに。
posted by MOT at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月09日

仙台イベントお疲れさまでした!

新聞労連産業政策研究会の仙台全国集会にご参加の皆さま、
ありがとうございました。

沖縄〜北海道から80人もの参加があり、また、ワークショップも
おおむね活気に満ちていて、まずは盛況・盛会だったと総括して
よいかと存じます。

研究委員一同に(勝手に)成り代わり、MOTこと櫛引が
御礼申し上げます。

同時多発的ワークショップは、研究委員一同にとっても
新たな試みでした。委員の未熟さもあり、必ずしも
納得できる展開と成果には至らなかったかもしれませんが、
逆に、それを奇貨として、今後とも活動にご参加いただければ
幸いです。

詳しい状況報告は、また、あらためてアップいたします。

ともあれ、皆さま、ありがとうございました。

(終了後の会合では、各班の成果物をパワポにまとめては、
といった意見が出ておりました。前向きに検討したいと存じます)

研究委員・櫛引
posted by MOT at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

健全なジャーナリズムの残すために産業政策が必要なのだ!

 5月23,24の両日、福岡市内にある福岡国際ホール(西日本新聞本社ビル)で、新聞労連産業政策研究会 全国集会を開催しました。
 産業政策をテーマ(特に新聞広告)にした集会でしたが、編集や総務職場に勤務する組合関係者約70名が参加しました。

 はじめに、低迷する新聞産業の問題提起として、電通関西支社の前田章利氏(新聞局企画業務推進部)が「新聞広告の現場から」と題し、基調講演がありました。前田氏は独自のデータを示しながら新聞広告の可能性について言及。今後の新聞産業への提言として、@(速報ではなく)信頼されるコンテンツ作りA宅配制度の活用をあげました。
パネル.JPG
 その後、一倉基益新聞労連中央副委員長をコーディネーターに、シンポジウム「新聞産業の現状と課題」が行われました。パネラーには前田氏のほか、産業政策研究会の研究委員4名(河合一成、小石克、増田正一、渡辺敏行)が加わり、研究活動を通じて見えてきた新聞産業の問題点とその処方策について報告。後半は会場からの質問にパネラーが答える形の全体討論となりました。

 二日目は、4つの分科会(広告部会:新聞広告の未来、技術部会:進化するネット社会、販売部会:離れていく読者、編集部会:ジャーナリズムの姿)に分かれて、議論が交わされました。
※詳しくは6月1日発行の新聞労連機関紙をご参照ください。

 新聞産業問題を専門的に研究する機関の設立と、人材育成を目的に立ち上げた産業政策研究会も発足してもうじき2年になろうとしています。
 いま新聞経営を改善させる特効薬はありません。だからと言って儲けのためにはなりふり構わず走り出そうとする経営に対して、働く側も乗っかってしまっては新聞産業の自殺行為でもあります。しかし、ジャーナリズムは儲かりません。健全なジャーナリズムを残すために産業政策が必要なのです。新聞労連では新聞研究と産業政策がバランスよく、徹底議論をしながら、新聞業界の明日を展望していきたいと考えています。

技術分科会ではイースト株式会社による電子ペーパーのデモも行われました。
電子ぺーぱー.JPG
posted by こせき at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月29日

四地連共闘会議におじゃましました

先週末の26、27日と横浜・八景島で行われた、
「四地連共闘会議」におじゃまして、産政研の報告をしてまいりました。
正直わたしはこんな講演なぞしたことがなく、
ドキドキの状態で臨みましたが、
一緒に報告したますさんやコーディネーターのくらさんのフォローもあり、
何とかこなすことができました。

会場からはつたない講演を反映してか、
疑問点、ご意見、ツッコミなど様々な反応をいただきました。
アンケートにも参考になるご意見や激励をいただき、
次期への課題がたくさん見えてきたと思います。

ご参加の皆さんにはあらためて御礼を申し上げます。
慣れない講演だったかもしれませんが、
次からは内容はもちろん、講演やパワポのスキルをもっと上げて、
分かりやすく、ためになる内容を目指します。
ありがとうございました。

ちょっと残念だったのは八景島を満喫できなかったことでしょうか。
近くまで来ていたジョージ・ワシントンも見た方がよかったかなあ…
posted by なかじぃ at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

中国・四国・近畿地連合同産業政策研究集会

 9月24、25日、岡山県倉敷市で開かれた中国・四国・近畿地連合同産業政策研究集会に産業政策研究会メンバー3人でうかがいました。各地から参加されたみなさま、本当にお疲れさまでした。

 1日目はわれわれ3人が新聞産業を取り巻く現状について、「販売」「広告」「法律(情報通信法構想、著作権法)」「モバイル」をテーマにお話ししましたが、予定時間をオーバーしたにもかかわらず最後まで付き合っていただいてありがとうございました。

 盛りだくさんではあったけれど、もっと議論をしたり情報交換をしたりできたような…。講演に対するアンケートには、「分科会」の提案がありましたが、賛成です。テーマを絞れば、突っ込んだ情報交換、意見交換ができますよね。ほかにも改善しなければならない点が多々あると思いました。

 新聞産業の抱える課題は多岐にわたります。そして会社ごとに固有の事情もある。多くの人に出会い、話をすることで見えてくるものがあります。インプットしたものは、このブログでできるだけ発信していきます。

 そうそう、2日目の解散後、山陽新聞社さんの新社屋を見学させていただきました。Fさんには本当にお世話になりました。すごく立派なビルでしたが、何より驚いたのは、新社屋の少し離れたところにある印刷センターで拝見したメディア報道部のお仕事ぶりでした。後日、またあらためてご紹介します。
 
posted by かず at 00:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

宮崎の皆さんお世話になりました

先日19日に宮崎日日新聞労働組合の定期大会にお招きいただき、産業政策研究会の報告を小1時間ほどさせていただきました。皆さん私の参加者への無茶な振りにも快く応じていただき、大変暖かく聴いていただきました。どうもありがとうございました。

広告の分野を中心にお話をさせていただいたわけですが、本当に営業現場は待ったなしの泥沼に足を突っ込んでいます。外から聞こえてくる不況宣伝に惑わされることなく、提案力の向上、地域への密着度の深化、そして信頼のメディアというブランドを維持していくことが求められます。それを他部署のこととせず、全社一丸となって支えていってほしいと思います。今回の講演がほんの少しでもその一助になれば幸いです。

また、夜の部の論議が白熱し結局6次会までお付き合いいただき、気がつけばホテルに帰ったのは朝の4時でした。本当に宮崎の皆さん、台風一過の空同様熱く清々しい方ばかりでした。また機会がありましたらエンドレスで議論+αお付き合いいただければと思います。
タグ:宮崎 講演
posted by 猫手企画 at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

「なべ」の二期目研究テーマ

承認が下りましたので。

なべの今期のテーマは
「新聞社の経営」
と題し、今期は新聞社と経営論について研究を進めていきます。

本来ジャーナリズムの目的は「知る権利の代行」「権力の監視」であり、
営利主義、金銭によって報道が左右される事態は避けるべきです。

一方で、新聞社も一企業であり、経営という面では営利目的、スポンサーや
読者への迎合、効率化が優先されるのは言うまでもありません。

この相反する二つの方針ですが、日本の新聞社は長く
編集部門から社長を出しており、経営と編集部門の境界線が明確ではありません。
また、この弊害として経営の経験、つまりMBA保持者や企業経営の専門家ではなく、
政治家や警察などの良い点・悪い点を追求する記者職を専門としている
部門の出身者であるため、新聞社として
「ジャーナリズムを目指しながらも営利目的」
というどっちつかずな方針が貫かれてきました。

これは世界でもほとんど例を見ない形態だったのですが、
昨今のように業界全体が停滞している現状において、
新聞社がどのように改革していくのか、という明確なビジョンが示せる経営者は、
業界にはほとんどいません。

ジャーナリズムの権威であるNYTなどでは、役員は
経営スタッフと編集部門が半々になっており、
「ジャーナリズムの追求」と「企業利益の追求」
が議論されています。

また、社員も「経営スタッフ」という職種での採用があり、
記者のトップは編集長といった形を取り、編集と経営のバランスを取っています。

もちろん、経営には正解がありません。
しかし、日本型の新聞社経営はこのままで良いのか?
という疑問は、多くの社員が持っていることでしょう。

世界と日本の経営比較を始め、おかれている環境、改革提案など、
可能な限りデータを示しながら、分析を進めていきます。
タグ:経営 新聞
posted by なべ at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

産政研・第二期がスタートしました・2

さて、今期の研究テーマ発表です。

大枠ではチーム分けによる研究継続に加え、
個人のテーマについて深く研究(自習とも言う)を
進めていくことになりました。

第一期では
・広告チーム−小石、青崎、増田
・法律チーム−渡辺、河合、増田、小石
・モバイルチーム−中島、櫛引、河合、渡辺

というチーム分けにより研究を進めておりましたが、

今期は
法律:小関、渡辺、小石
広告:小石、河合、増田、渡辺
販売:増田、馬場、小関
技術:青崎、中島、渡辺、小石(旧モバイルを吸収)
ジャーナリズム:櫛引、河合、青崎
☆各チームトップがリーダー

と5チームに分けての取材・研究活動に勤しむことになります。
総選挙の芽もあり、新聞人である我々がどのくらい深く研究できるかは
分かりませんが、これから一年間お付き合いくださいませ。

posted by なべ at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする